+α1:模擬授業は学部理解ができるものを選択
オープンキャンパスでは「名物教授の授業」をはじめ、楽しそうな模擬授業が多く実施されると思いますが、授業を聞いた後に自分が学びたいと思っている学部学科の内容とかけ離れていては全く意味がありません...。ミスマッチにならないために、模擬授業も学部学科の内容が理解でき、将来が見える授業を選択しましょう。
+α2:学生スタッフに質問しよう。本音が聞けるかも!?
「なぜこの大学を選んだのか?」「人気の授業・サークルは?」「授業がない時の過ごし方は?」「大学生活でのエピソード」など、先生ではなく、在学生に聞かなければわからないことがあります。オープンキャンパス当日は、皆さんをサポートしてくれる学生スタッフがたくさんいるはずです。 積極的に気になることを質問しましょう。先輩からリアルなキャンパスライフを感じ取れる貴重なチャンス!予想外の本音が飛び出すかも…
+α3:オープンキャンパス情報は進路指導室でもチェック
高校進路指導室前の掲示板や資料コーナーに設置されている各大学のオープンキャンパスのポスターやパンフレットをチェックしましょう。イメージだけの広告ではなく、オープンキャンパスの内容がしっかり明記されている大学や特長・強みを アピールしている大学は、皆さんに来てもらいたいという大学側の熱意が感じられます。そうです!行く前にも大学はチェックできます。特に大学選択に迷っている人には、貴重な判断材料になるはずです。積極的に進路指導室を活用しましょう。
「好き」を「知る」に変えるオープンキャンパス
【本特集の企画・編集】
スクールプランナー 高倉聡氏
長年学校職員として、オープンキャンパスの企画・運営に携わる。現在は学校広報アドバイザーをはじめ、高校進路講話講師などで活躍中。
当初、大学選択をする際、「憧れ」や「興味・関心」から選ぶ人も多いと思います。それは「好き」という段階であり、それだけで大学選択をするとミスマッチが起こりかねません。これからは「好き」から「知る」に変えていきましょう。「どんなカリキュラムなんだろう?」「どんな研究をするんだろう?」「自分に合う雰囲気か?」1つひとつ「知る」ことで、しっかりとした入学意識が高まると思います。オープンキャンパスのゴールは「楽しかった」ではなく、「なるほど!」と思えることが大切です。複数の大学に積極的に参加して自分に合う大学を見つけてください。